公認内部監査人は企業の内部監査人の知識・技能を証明する唯一の国際資格です。
公認内部監査人試験は1999年11月より日本語での受験が可能で、試験科目は以下の4つです。(社団法人日本内部監査協会より)
PartI
ガバナンス、リスク、コントロールにおける内部監査の役割
The Internal Audit Activity's Role in Governance, Risk, and Control
PartII
内部監査の実施
Conducting the Internal Audit Engagement
PartIII
ビジネス分析と情報技術
Business Analysis and Information Technology
PartIV
ビジネス・マネジメント・スキル
Business Management Skills
公認会計士と字面は似ていますが別の資格です。公認会計士による監査は会計を軸にした外部監査ですが、公認内部監査人による監査は内部監査で企業の内部統制全般が対象です。また、監査役とも別の存在です。
実務上、内部監査人は外部監査人や監査役と連携しながら監査を行います。