公認内部監査人(CIA)tunetterのブログです。 内部監査の試行錯誤を記録していきます。

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2010年2月3日水曜日

IT Compliance Summit 2010 Winterに行ってきました。

本日開催のIT Compliance Summit 2010 Winterへ行ってきました。
仕事の都合で、最初と最後のセッションのみの参加となりましたがなかなか有意義でした。
会場は表参道駅直結の青山ダイヤモンドホールで、なんと、参加は無料です。
私が参加したのは以下のふたつのセッションです。簡単にポイントも書いておきます。
  1. 『八田進二氏が金融庁・三井秀範開示課長に訊く!内部統制からIFRSへ~我が国の企業情報開示の課題と展望』(八田進二氏、三井秀範氏)
    • 初年度の重要な欠陥は米国の16%に対して日本は2%だった。
    • 先行した米国は文書化に偏重した。
    • 日本では業務改善につながったとの声もある。
    • IFRSの検討には当初から日本も参画している。
    • IFRSに対応することで、別途米国会計基準への一致を行う必要がなくなったことに意義がある。
    • IFRS対応について金融庁は柔軟な対応を考えている。
  2. 経済危機で重要性が高まる内部監査の役割(島田裕次氏)
    • 内部監査とは人の粗探しではない。
    • リスクの根本は目的である。
    • 予防型の内部監査が求めらる。
    • チェックは内部監査ではない。
    • 内部監査に不足しているのは工学的アプローチである。
    • 内部監査は経営全体を見渡すことができる。
    • 内部監査部門は定年間際の部署ではなく、若手人材が必要である。
このIT Compliance Summit 2010 Winterへ参加したことで欲しかった島田裕次氏の著書「内部監査入門」をいただくことができました。早速読みたいと思います。(もちろん、島田先生とは名刺交換をさせていただきました。)

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